親知らずを抜歯して激痛だった話②

前回で全部書こうとしたのだが想定以上に長くなってしまったので続編

 

今回は抜いた後の話を書いていく

 

現在この記事を書いているのが2020年4月25日

先週の土曜に抜いてちょうど1週間

 

先に話しておくと、右上の真っ直ぐ生えていた親知らずの痛みは皆無 驚く程皆無

これから痛みを語るのは完全に埋まっていた右下の親知らずの話で、ドライソケットという炎症を起こした場合の話として受け取ってください

 

抜いた日…多分1時間もしないうちに血は止まった気がする

麻酔が切れる前に痛み止めを飲んだのに普通に痛い

まぁ口の中切ってるし当たり前かって痛み

抜いた右側を上にして普通に就寝

 

1日目…日曜日で休みで余裕があって良かった反面、歯医者は休みなので緊急の場合別の病院に行かなきゃなという不安と戦っていた

毎食後抗生物質と痛み止めを飲んでいたけどじわじわ痛くなってる気がする 怖い

調べたら痛みのピークは48時間後らしい

明日もっと痛くなるんかなーとさらに不安になった

食事はローソンでゼリー状の蒟蒻畑を買ったのでそれで腹を満たす

 

2日目…抜いた後初めての出社

痛み止めと抗生物質は普通に飲み続けているおかげか、職場の緊張感のおかげか、痛みがなく仕事には全く差し支えなかった

お昼は家で作った雑炊をスープジャーに入れて持っていった

家に帰ると痛み出したけど前日と同じくらいの痛みなので一安心

 

しかし、鏡を見てここで嫌なことに気づく

下の親知らずを抜いた跡を見てみるとぽっかり穴が空いていて中に白い骨みたいなのがみえる

抜いた後は普通血餅ができるらしいのだが、それがない

前回上の歯を抜いた時も赤いぶよぶよした血餅があった

上の親知らずを抜いた跡は角度的に見えないから参考対象にならなかった

ドライソケットの可能性を視野に入れた

 

あと気になる点としてはこの頃からめちゃくちゃ口が臭くなった

抜いた跡からめちゃくちゃ臭う

抜歯跡に小さいザリガニでも住み着いてるんじゃないかって臭いがする

彼氏にも言われるレベル

コロナ時期でマスクしているので会社では安心なのがせめてもの救い

 

3日目…出社

ドライソケットの可能性を考えて不安すぎて職場のトイレでめちゃくちゃ調べる

血餅がない=100%ドライソケットって訳でもないっていう確証を得たかった

血餅剥がれてもドライソケットにならないという意見もあったが、やはりそういう場合ほぼドライソケットになるらしい 信じたくない

昼ごはんはスープジャーにうどんを入れて持っていったが普通に汁を吸い取ってぶよぶよになっていたのでオススメしない

 

帰宅して処方された最後の抗生物質と市販の痛み止めを飲む

 

夜0時 耐え難い激痛が私を襲う

冗談抜きで泣いた でもとりあえず寝るしかない

 

4日目…明け方4時、激痛で目が覚める

今までも痛かったけどさすがに夜中目覚めるほどじゃなかった 

それくらい断トツで痛み出した 

土曜まで歯医者我慢しとこうと思ったけどこれはさすがに無理、午前休取ろうと決意

 

うつらうつらで仮眠のような浅い睡眠を取って8時過ぎたら上司に連絡して午前休取って歯医者に行くことにした

今まで会社入ってから病欠で休んだことなかったのに取るくらいの痛みだということが伝わって欲しい

 

県外の実家近くで抜歯したので、初診で家の近くの歯医者に開店と同時に駆け込んだ

痛み止めのおかげか、この頃には軽い痛みだけで激痛ではなかった

 

「これは…ドライソケットだね…

うちの県では親知らずの抜歯を基本的に行ってないからとりあえず応急処置しか出来ない、穴に薬を詰め込んでおくね」

ピンセット使って穴に薬を入れられた 不思議とそこまで痛くはなかった(痛みに慣れたのか?)

抗生物質と痛み止めを追加で貰う

ありがたい…………

 

食事は午前休だったので家で食べた

口が不自由でダラダラ零すため家で周りの目を気にせず食べれるのが幸せだった

 

午後出社して普通に仕事を終えた

 

穴に薬を詰め込んでもらったおかげか、全くと言っていいほど痛くなくなった

穴から薬みたいな味がして不快感はあった

 

5日目…出社

昨日の朝の激痛が蘇る 

詰め込んでもらった薬は1日しか効かないことを学ぶ

やっぱり会社にいる間は痛まなくて家でずっと痛みを感じる

 

お昼はローソンで買った柔らかいパンを食べる

意外とうどんとかよりパンの方が楽かもしれない

 

6日目…出社

午前中は普通に仕事をしていたのだが、

午後になると鎮痛剤が効いてないのか頭が痛くなってきた

仕事が手につかないが、金曜だしGW前最後の出社なので引き継ぎも含め頑張って仕事を終わらせた

 

夜にはまた激痛

激痛で眠れないので今こうしてブログを書いている

 

 

 

この1週間を振り返ると、ドライソケットが判明するまでは痛みレベル20くらいで判明してからは100くらいの程度

前半に痛い痛いって言ってたのは序章に過ぎなかった(それでも結構痛かった)

 

ちなみにこんだけ痛いのに抜いた後の腫れはほぼなかった

ほぼなかったというのは周りに聞いたら父親だけ何となく腫れてるねって答えただけで、自分と他の家族は全然わからん!って回答だったということ

 

 

ドライソケットのことを調べると、処置には再搔爬(さいそうは)という

再度親知らずの抜歯跡を傷つけて血を出させて血餅を作らせるものがあるらしいが、神経を傷つける可能性があるのでやるかどうかは歯医者次第らしい

 

とりあえず明日から会社休みなので抜歯した歯医者に電話してどうするか聞いてみます

30日に抜糸予定だったけど、それを早めて28日に予約取ろうと思います

 

親知らずを抜歯して激痛だった話

…痛すぎる

 

想像していた以上の痛み

次回もあることだしこれは記録しておこう…と思い7年ぶりくらいにブログを開設

いつかまたブログ書きたいなとはうっすら思っていたけどまさか記事の一発目が歯の話とは

 

本題に入る

 

2020年4月17日土曜日、世間はコロナ騒ぎの中で歯医者に行き右の親知らずの上下を抜いた

 

1年以上前からレントゲンをみてかかりつけの歯医者さんから「親知らずがあるからいつか抜かなきゃね、痛みがないならいつでもいいよ」と言われていたので少しずつ心の準備はしていた

 

レントゲンをみたところこんな感じ

右上→生えてきている

右下→埋まっている

左上→埋まっているが若干顔出してる

左下→埋まっているが若干顔出してる

幸いなことに、全て真っ直ぐ生えていた

横とか斜めとかになるとかなり大変らしい

 

年に2回ほど、奥歯がジンッ…って痛むから「あー早く抜かなきゃなー」とは思ってはいたがすぐに治るのであんまり気にしていなかった

 

3月に矯正を診てもらっている歯医者さんに行った時、

「親知らずがあるせいで真っ直ぐ噛めないようになってるね…来月くらいに抜いてきて」

…えっ!?急!!!!!!

 

死刑宣告かと思った

 

実は抜歯自体は矯正を始める時に上の前から4番目の歯を2本抜いていたので経験済み

「えっ!?こんなすぐに抜けるの!?」と拍子抜けした記憶があった

左右同時に抜いたので食事が心配だったが、抜いたその日に一蘭に行って普通に食事をした

小さなネギが抜歯跡に入らないかヒヤヒヤした記憶がある

その後も噛む時に当たるとあー、痛いなーくらいで済んでいた(気がする)

 

そんな記憶があったので親知らず抜くの怖いなーとは思ってたけどまぁ大丈夫でしょという気持ちもあった

 

紹介状も矯正歯科で書いてもらい、かかりつけの一般歯科に親知らずの抜歯の予約をする

普通1本ずつ抜くらしいが、県外に住んでいてあんまり来れないこともあり右の上下同時に抜いてもらうことになった

 

いよいよ抜歯の日になった

抜いたら流石にお肉とかは食べれないだろうと思い、「最後の晩餐!!!!」と叫びながら家族でウーバーイーツを使っていつもより贅沢に頼んでお肉とたこ焼きとタピオカを食べた

 

抜歯1時間前くらいから恐怖とストレスでお腹痛くて下痢になった

やっぱり何回抜いても怖いものは怖い

 

10:45に歯医者を予約していたので真っ直ぐ生えている右上の親知らずから抜いてもらった

拍子抜けするくらい一瞬で抜けたのでいつ抜けたのかあんまり気づかなかった

ミシッ…と音だけは聞こえたからきっとあの瞬間だろうな…と思いながらガーゼ噛んで血が止まるのを待っていた

 

診察台に寝転がりながら虚無になっていると「次は15時くらいに抜こうか〜」と言われる

あ、前の時みたいに同時には抜かないのね

 

ニッコニコで帰宅

家族に「全然痛くなかったよ〜🎶」と笑顔で報告

お昼ご飯はお母さんに頼んで雑炊を作ってもらった

…が、雑炊は米が抜歯跡に入って大変だった

今後穴が塞がるまでは雑炊を食べないことを誓った

 

ダラダラしているうちに15時になった

いよいよ右下の埋まっている親知らずを抜く

診察台に通され、手術の説明と同意書へのサインを促される

え、待って、さっきはこんなん書かされなかったぞ???

今まで抜いた3本とは違って埋まっているので歯茎を切開して、最悪の場合骨を削ったり骨を砕いたりして取り出すらしい

聞いてるだけで泣きそうだった 発狂してその場で帰ろうかと思った

しかし23歳の大人の女性なので我慢して同意書にサインをし、麻酔されるのを待つ

ここからは恐怖で虚無だった

頑張って大好きな学アリの棗くんのことを考えてたけど途中で思考放棄してまた虚無に戻った

麻酔されてるので歯茎を切開されている等は分からなかったが、歯を掴んでゴリゴリしてるのは分かった

もしかして今骨削ってるのかな…とか考える

15分ほどたって、「抜けましたので今から縫合しますねー」と言われる

あー良かった…と思ったのも束の間、ここからも長かった

唇に糸が当たってて今縫合してるのかーとめちゃくちゃわかる

意識はあるので正気の沙汰ではない

抜く時間より縫合の方が長かったな…トータルで1時間半か…と思いながらなんとか終了

 

治療代は保険適用で1万ちょい

CTやレントゲンを撮りまくったにしては案外安かった

明細見ると上の歯が300点、埋もれてた下の歯が1000点くらい

下の歯抜くのに保険適用でも3000円…飲み行ける…

 

気力と体力を消耗し半泣きで帰宅

流石の親も心配してくれた

麻酔が切れる前に痛み止めを飲む

これが16:30くらいのこと

 

まだこの時の私は知らなかった

ここからが地獄になることを…

続く